2012年2月 6日(月) 14:21

水道水から塩素を抜くための考察

 水道水には、殺菌の目的で塩素が含まれていますが、この塩素はコーヒーを入れるときに悪影響を与えています。

 おいしいコーヒーを淹れるためには塩素を取り除くことが必要になると思います。

 市販の浄水器を使えば、ほとんどの塩素を取り除くことは可能なのですが、水道水を汲み置きしたり、それに炭を入れておくことでも効果があるようです。

 ここでは、汲み置きした水の塩素含有量がなぜ少なくなっているのかを考えてみたいと思います。

 

 塩素が水に溶けると反応して塩酸と次亜塩素酸ができます

  塩素(Cl2) + 水(H2O) → 塩酸(HCl) + 次亜塩素酸(HClO)

 この次亜塩素酸もカルキ臭の原因になっているようです。

 

 次に次亜塩素酸が分解すると塩酸と酸素ができます。

  次亜塩素酸(2HClO)→ 塩酸(2HCl) + 酸素(O2)

 つまり、水に入れた塩素が最終的には塩酸と酸素になっていることが分かります。

 塩素は残留効果が高いので反応にはある程度時間がかかるようですが、この化学反応がすべて完了した水道水には塩素は含まれていないことになります。

 つまり水道水を汲み置きした場合、時間が経つにつれ水中の塩素や次亜塩素酸は少なくなっていきます。

 もし、浄水器を使わずに塩素を取り除いた水を使いたいのなら、蛇口からでたばかりの水を使わず、汲み置きしてから数日間たった水を沸かして使った方が良いはずです。

 また、炭にも塩素(CL2)を除去する効果があるので、汲み置きしている水の中に入れるとさらに効果が上がる思われます。

 水を汲み置きした場合、水中の炭酸ガスがなくなってしまうというマイナス点も考えられますが、塩素を取り除く方法の一つとして有効ではないかと思います。

   
  • 更新日 2008年5月15日(木) 00:51